neru note 分析方法
neru note の記録が2週間つけられたら、 次の方法で自分の記録を分析してみましょう。
①平均的な就寝時間に線を引きます。
寝つきが悪く、眠るまでに30分以上かかる方は、 この線より早い時間に寝床に入らないようにしましょう。
例えば、上図の私の記録では、0時に線が引かれました。 「0時にはどうせ眠れる」と思って、 不用意な早寝を防ぎます。
②平均的な寝床を出た時間に線を引きます。
朝、なかなか起きられない方は、 この線の時間を3回唱えて眠り、 休日でもできるだけこの時間には カーテンを開けて照明をつけるようにしましょう。
①から②の線までが眠れていれば、 自分の睡眠はまず合格点だと思ってください。
③ ②から4時間後に線を引きます。
起床4時間後に眠気がなければ、 現在の睡眠はうまく整っていると判断します。 寝つきが良く、この時間に眠気がある場合は、 5分でも10分でも「ちょっとだけ早寝」をして 睡眠の絶対量を増やしましょう。
今まで眠気がないと思っていた方でも、 5分でも早寝をして睡眠の絶対量が回復してくると、 眠気を感じることがあります。
これは、 脳の眠気を感じる機能が回復してきたのです。
④ ②から11時間後に線を引きます。
この時間帯に眠ってしまうと、 深部体温が下がって睡眠の質が悪くなります。 「疲れているから夕方眠る」ではなく、 「夕方眠っているから睡眠の質が悪く、疲れがとれない」と 認識をしましょう。
⑤ ベストスリープを1日選ぶ
最後に、 今の時点での自分の最も望ましい睡眠リズムを、 2週間の記録の中から1日選んでください。
翌週は、 この日と同じリズムの日が 週に2日つくられるのが目標です。
他人の睡眠リズムを目指さず、 自分の記録の中から、 望ましい睡眠の日を増やすことで、 全体のリズムが整っていきます。